そこへ、いつもおうちのベランダに来るハトさんが近づいてきました
「君はうさぎさんだよね。なんで羽があるの」
桃は今までの出来事をハトさんに話しました。
「そうなんだ、じゃー一緒に森へ行こうよ」とハトさんはいいました。
桃は一生懸命、羽を動かそうとしましたが、なかなか動きません
桃の体はすごい勢いで下へ落ちていきます。
「お願い羽よ動いて」とさけんだ瞬間羽がパタパタ
動き出し桃の体は落ちるのをとめ空中に浮かびました。
「私、浮いている、私、飛べるんだ」
羽をパタパタ動かすと今度は前に進みました。