ある日、桃がいつものようにお空のことを考えながら、うとうとお昼寝を
していると目の前がまぶしい金色の光に覆われ、その中に見た事も無い
きれいな女の人が立っていました。その女の人は桃にこういいました。
「桃、あなたは空を飛びたいの」
桃は「自由に空を飛んであの森へ行って見たいの」と答えました。

大きな森が見える10階建てのマンションが有りました。
その一番上の階に桃と言う名前のうさぎの女の子が人間のパパとママと
一緒に住んでいました。
桃はいつも窓からベランダに来るハトさんを見て
「私もハトさんみたいに空が飛べたらな、あの森へ行ったり色々な所に行けるのに」といつも思っていました。