うさぎの分類 

分類 違い 英語の区別
うさぎ目 ウサギ科 アナウサギ属 トンネルを掘って生活
穴の中で未熟な子供を生んで育てる
仲間と暮らしている
行動範囲が狭い
季節の変化で毛色が変化する

短い前足
Rabbit
(ラビット)
家庭でペットとして飼われているうさぎはアナウサギ属で品種改良によって多くの品種が作られました。アナウサギ属とノウサギ属は日本では同じ呼び方でうさぎと呼ばれていますがかなり遠い種である為、両方の間で子供が生まれる事はありません。
ノウサギ属 巣穴は無い
成長した状態で草むらの茂み浅い窪みなどで子供を生んで育てる
単独生活
行動範囲が広い
冬になると毛色が白くなる種がいる
長い足
Hare
(ヘア)
ナキウサギ科 ナキウサギ属 鳴く
      

日本に住んでいる野生のウサギ

ウサギ科 ノウサギ属 ユキウサギ種 エゾユキウサギ 北海道の山地や草原や林で生活。毛の色が変わる夏はお腹と足、尾は白それ以外は灰褐色、冬は耳の端が灰褐色でそれ以外は白。体のわりに耳が小さい
ノウサギ種 トウホクノウサギ 本州の日本海側、中部・中国の山地で生活。季節で毛の色が変わる
サドノウサギ 佐渡島で生活。冬は真っ白で耳の端だけが黒色
キュウシュウノウサギ 四国、九州と関東から南の太平洋側で生活。茶色っぽい毛色
オキノウサギ 隠岐ノ島で生活。夏は茶色の毛色冬はそれに白がまじる程度
アマミノクロウサギ属 アマミノクロウサギ 奄美大島、徳之島で生活。茂った森林やその周辺の草地に生息世界でもここにしかいない珍しいうさぎで1963年に特別天然記念物に指定された。固体の減少により絶滅危惧種に指定されてもいる。原始的な古いタイプ、毛色は黒褐色か灰褐色
ナキウサギ科 ナキウサギ属 エゾナキウサギ 北海道の山岳の岩石地帯で生活。小型で耳も小さい。大きな声で鳴きオスとメスでは泣き声が異なるので泣き声から性別を判断できる

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